



浦和つくし幼稚園の歴史について教えてください
はじめに、浦和つくし幼稚園の歴史から教えていただけますか?
さいたま市南区(旧浦和市)に学校法人として昭和48年に開園いたしました。地域の皆様に支えられて、今年で創立49年目(令和3年現在)になります。4年前(平成29年)に園舎の全面改築とホール棟耐震工事を終え、明るい保育室と木の香りのする新しい園舎は、子どもたちや保護者の皆様からもご好評いただいています。



園舎について詳しくお聞かせください
新しくなった園舎についてもう少し詳しくお聞かせいただけますか?
新園舎になって、もう4年も経っているとは…(笑) 当時は、より良い園舎にしようと、設計士さんや施工会社さんと連日打ち合わせをしていました。園庭や大型遊具も含め、当園の教育理念を反映させた園舎になるようにと、だいぶご無理をしていただいた思い出があります(笑) 設計にあたっては、自然素材を多く使い、保育室が明るい光に溢れた温かみのある園舎にしたいとお伝えしました。ホール棟の床や園舎の廊下や腰板に無垢のオーク材を、保育室には天然素材でできた色鮮やかなリノリウムという床材を使っています。視線の低い子どもたちが一番、目や手に触れる部分ですので床材にはこだわりました。あと木漏れ日が降り注ぐような天窓や、大きな扉や園庭に面した部分を全面のガラス張りにして、明るい光が園舎内に届くように工夫をしてあります。園庭や大型遊具も、子どもたちが能動的に遊びを創造できるようにと、設計いたしました。こちらも天然の木で作られた大型遊具は、子どもたち自身の成長に
よって自分でいけるところや遊び方を変えることができる遊具になっています。暖かい季節は、大型遊具の下に人工芝が敷いてありますので、子どもたちが裸足になって楽しそうに遊んでいる姿を見ることができるんですよ。
ん〜、園舎のこだわりの話をしだすと一晩かかりそうです(笑) 詳しくは本園HPの園舎のこだわりページをご覧ください(笑) あと園舎デザインをご紹介いただいた本も幼稚園にございますので、見学にきてぜひ読みに来てくださいね(笑) いまでも、園舎見学に全国の幼稚園様から視察に来ていただいています。その際にお褒めの言葉をいただくと、4年前の打ち合わせ頑張ってよかったな〜と嬉しくなります(笑)



浦和つくし幼稚園の教育理念を教えてください
園舎のお話しにも出ました幼稚園の教育理念ですが、どのようなお考えでしょうか?
そうですね。先ほど新園舎をつくる際にも本園の教育理念を反映させるというお話しをしました。その浦和つくし幼稚園の教育理念のひとつに『心身ともにたくましい子を育てる』があります。子どもたちには自分から伸びようとする力があります。今はたとえ弱かったり、できなかったりしても、すぐに保護しないこと、すぐに代わりにやってしまわないことが大切だと考えています。子どもが本来内面に身につけているたくましく伸びようとする力を、私たち保育者は毎日の活動を通じて見守り引き出すことを心がけています。例えば、先ほど大型遊具のお話しの中にあったように、子ども自身が自分がここはいける、いけないの判断したり、チャレンジするタイミングを自分で決めることができるのもそのひとつだと思います。
あと園舎の吹き抜けの壁面に『ゆめ・いよく・おもいやり』とデザインされた文字がございますが、そちらの意味もお教えていただけますか?
浦和つくし幼稚園には、先ほどの教育理念のほかにも様々な教育方針、教育活動の重点目標がございます。教育理念とそれらを合わせることが、子どもたちの将来の人間性につながると信じています。本園が考える人間性とは『ゆめ・いよく・おもいやり』の言葉に集約されています。ゆめを大きく持つことができる、いよくを持って様々なものごとにあたることができる、分け隔てなくおもいやりを持って接することができる、そのような人間性を持った人に将来育ってほしいと考えています。



求める人物像をお聞かせください
それでは、浦和つくし幼稚園に来てほしい人物像をお聞かせください
Messegeのところにも書かせていただきましたが、幼稚園の先生は本当に素晴らしい仕事です。子どもたちのこれから先の人生に大きな影響を与えることを考えるとプレッシャーも大きいですが、その分やりがいのとても大きな仕事だと思います。子どもたちは、先生を映す鏡です。それを考えると来ていただきたい人は、まずは明るく元気な性格。どんなことがあっても前向きで、多少のことではへこたれない人なら、子どもと一緒に必ず成長できます。最初のうち、うまくいかないのは当たり前です。そのときに前を向いて次に活かせるかどうかが大事だと考えています。失敗したときに反省することは、もちろん大事ですが、いつまでもクヨクヨしてると、そんな先生を見た子どもたちもクヨクヨしてしまいますからね(笑) 子どもたちは先生たちの顔をよ〜く見てます!(笑)
まずは明るく元気な性格。そのほかにこんな人に来てほしいというのはありますか?
新しいことにチャレンジすることができる人、新しいことにいい意味で欲張りな人がいいなと思います。幼稚園の伝統としていいところは継承されていきますが、新しいことにも貪欲でありたいと考えています。新しい先生のアイデアは私や先輩の先生の刺激になります。時代や環境などで日々、保育は変わっていき、新しいアイデアが次のスタンダードになると思っています。どんどん怖がらず提案できる人がいいですね(笑) 大丈夫です!先輩先生は頭の柔らかい、やさしい人ばかりですよ!(笑) 例えば、このコロナ禍の中、幼稚園でやったことのないYouTubeを使った配信やオンラインでの保育などを行いました。そのときの先生たちからでた様々なアイデアは、本当に心強く感じました。一人ひとりの新しいアイデアが形になっていくのを目のあたりにしてとても感動しました。YouTubeにそのときの配信がアーカイブされていますので、お時間あるときに、ぜひご覧ください。


どのような先生に育ってほしいかお聞かせください
本年度入社したばかりのお二人の先生についてどのような先生に育ってほしいかお聞かせください
先ほど、お二人の先生にもインタビューをしたとお聞きしました。いきなり幼稚園の悪口をたくさん言っていないと信じていますが(笑) 先ほどお話しさせていただいたように、どんどん新しいアイデアを出していってほしいですね。新しい力は、幼稚園の大きな力になります。本園では、先生方を育てる方針として、1人ではなくチームとして成し遂げていくことを掲げています。担任の先生、サポートの先生、体操などの正課の先生、預かり保育の先生、事務やバスの運転手など、互いの連絡を密にし、アイデアを出し合って様々なことに取り組んでいます。新任のお二人には、いまはサポートの先生になって各クラス、各学年の仕事を手伝っていただいています。いろんな先輩先生の保育や準備の仕方など、サポートの先生だからこそ学べることも多いと思います。いまはいいところをどんどん吸収して、将来自分の個性と合わせて力を発揮してほしいと思います。本園、自慢の先輩先生たちはわからないことがあれば、必ずやさしく教えてくれています!(笑) もちろん、何かあれば、私もやさしく教えますし(笑) 新しい先生が先輩先生をサポートし、また先輩先生が新しい先生のサポートをする。互いにサポートし合って、1つのチームとして成長していってほしいと考えています。
インタビューありがとうございました。そのほか就活中の皆様にお伝えしたいことがございますか?
このコロナ禍の中、就活するにもご苦労が多いことかと思います。本園でもHPやInstagramなどのSNS、このリクルートサイトなどでも、先生方の保育の様子や研修の様子などを発信していきたいと思っています。もちろん感染症対策を万全にして、園見学や1日先生体験も随時募集いたしております。本園に興味を持たれた方は、ぜひご連絡くださいね! あと話は変わりますが、先日、先生たちが園庭や行事で着るユニフォームを新調したのですが、ユニフォームをお願いしたUNIQLO様HPに導入事例として掲載をしていただきました!ユニクロユニフォームと検索していただいたあと、導入事例の中に浦和つくし幼稚園のページがございます。先生たちがユニフォームを着用した姿をぜひご覧ください!
